次世代トレンド?米国の「テレワーカー向け物件」事情

コワーキングスペースや自宅、カフェなどで仕事をこなし、自由な働き方を実践するテレワーカー。日本でも少しずつ増えつつありますが、まだまだ一般的とは言えないのが現実です。そんな中アメリカでは、すでに多数のテレワーカーがフリーランスとして活動しています。

特にミレニアル世代の若者たちの間では珍しい存在ではなくなってきているテレワークですが、そんな若い世代に向けた物件が米国で今トレンドとなっています。今回は、米国の「テレワーカー向け物件」事情について迫ってみました。

米国ではフリーランスの若者が急増中
日本ではなかなか働き方の多様化が進まず、いまだにフリーランスという生き方があまり広がっていませんが、米国では大きく事情が異なります。アメリカでは、全労働者のうちおよそ10%が個人事業主だと言われており、さらに企業に所属しつつ自宅などで勤務するテレワーカーを合わせると、かなりの割合の人が在宅ワーク・テレワークを実践している計算です。

そして中でもミレニアル世代のテレワーカーは、一般的に他人との「つながり」を求める傾向が強く、それがコワーキングスペースが急増するひとつの要因にもなっています。

共有オフィススペースのある物件が増加中
そうした状況の中、米国の不動産市場ではテレワーカー向けに共有オフィススペースを設けたり、電源付きのちょっとしたカフェのようなスペースを用意したりといった物件が年々増加中です。

そのような物件では、若者の好みに合わせて共有スペースの面積が広く取られており、場合によってはWi-Fiやフリードリンクも完備されるなど、充実した設備が揃っています。その一方で個別の部屋は以前よりも縮小されていることが多いのですが、連帯感や仲間との交流を重視するミレニアル世代には気にならないようです。

日本で次のトレンドに?
共有オフィススペースやフリーWi-Fi、カフェラウンジなどといった施設・設備を整えたテレワーカー向け物件は、アメリカの若いフリーランスから好評を博しており、米国不動産市場で新たなムーブメントとなっています。

日本でも働き方改革がさらに進み、若いテレワーカーがもっと増えていけば、こうした物件が注目を集めるようになっていくでしょう。これまでの常識にとらわれないミレニアル世代の台頭は、働き方から住む場所に至るまで、ライフスタイルのトレンドに大きな影響を与えつつあります。