ブロードワークスプラットフォーム

現代のユニファイドコミュニケーションが、さらに進化する

ネットワーク要素

BroadWorksのシステム機能は複数プラットフォームのネットワーク要素を介して分配されるため、これまでにないスケーラビリティ、信頼性、パフォーマンスを体感していただけます。

アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーはBroadWorksの中核を成し、すべての個人・グループ拡張機能を司る存在です。ユーザーおよびグループのプロファイル、サービス/サブスクリプションデータはサーバーのデータベースに保存されます。またアプリケーションサーバーはSIP、MGCP、NCSなど、さまざまなアクセスプロトコルに対応しています。

BroadWorks Collaborate™ は、Broadsoftのソフトウェア製品上で包括的なユニファイドコミュニケーションサービスを利用するための拡張ツールです。BroadWorks Collaborateではメッセージング、プレゼンス、共有機能をより便利にお使いいただけるほか、ユニファイドコミュニケーション機能で従来のBroadWorksプラットフォームを一段と強化することができます。

ネットワークサーバー

BroadWorksのネットワークサーバーは、スケーラビリティの高さと地理的冗長性が特徴です。中央SIPリダイレクトサーバーとして、位置情報サービス、ダイヤルプラン/数字変換、LCR(最低料金回線自動ルーティング)やE911経路選択などの豊富なルーティングポリシー、および音声VPN、Web構成が可能な個人ダイヤルプランなどの企業向けネットワークアプリケーションなどを提供します。

メディアサーバー(メディアリソース機能)

BroadWorksのメディアサーバーは、標準ベースのオープンなSIPメディアサーバーで、VoiceXML、CCXMLなどのスクリプト原語、およびNetAnn、MSCML、新規SIPメディアコントロールフレームワークなどのメディアコントロールプロトコルに対応。アナウンス、録音、再生、数字検知、ミキシング、リピート機能も搭載しています。

また、IMSメディアリソース機能 (MRF) にも完全対応しており、世界中のオペレーターネットワークでご利用いただけます。スケーラブルなソフトウェアプラットフォームで、業界標準のオーディオ&ビデオCODECをすべてサポート。一般的なハードウェア上で動作するため、メディアサーバープラットフォームを備えた高価な専用ハードウェアを購入する必要はありません。現在の環境で、ユニファイドメッセージング、N-way会議、自動応答などのメディアリッチ機能を心ゆくまでお使いいただけます。

アクセス仲介サーバー

BroadWorksのアクセス仲介サーバー (AMS) は、オプションでご利用いただけるスタンドアロン型サーバーで、規模を問わず、ビジネスで運用されているSkinny Call Control Protocol (SCCP) 端末をサポートします。AMSはBroadWorksの主要なビジネス機能をサポートしているほか、SCCP端末をBroadWorksのインターフェースとして用いることでM6移行を有効にすることもできます。またAMSは企業間共通のSCCPおよびSIP端末に対応しており、既存のCPEを変えずにユーザー数増加、運用時コストの削減を実現します。

要素管理システム

要素管理システム (EMS) はBroadWorksの全ネットワーク要素の不具合、パフォーマンス、構成を管理する単体のアクセスポイントを提供するシステムです。これにより、BroadWorksをサービスプロバイダ側のネットワークと簡単に統合することができます。EMSはBroadWorksシステムリソースとの統合ビュー上で、ソフトウェアパッチやユーザーー移行など、ネットワーク系列のタスク監視および簡略化を行います。

Webサーバー

BroadWorksのWebサーバー (WS) は、完全なサービス環境とWebポータルを通じたセルフサービスソリューションを提供します。マルチテナント型階層構造により、オペレーターは複数の管理者権限を利用して加入者回線やサービスの管理を実施できます。またグループ管理者およびエンドユーザーポータルを用いて、企業や家族内の専用回線ないしサービス構成を自己管理することができます。Webサーバーは、外部認証APIやサードパーティー製のシングルサインオンソリューションを使用し、スタンドアロン型または別ポータルとの統合型の両形態で設置が可能です。

拡張サービスプラットフォーム

BroadWorks拡張サービスプラットフォーム [Xtended Service Platform (XSP) ] は、BroadWorksでさまざまな補助インターフェースを提供するプラットフォームです。XSP搭載のメインインターフェースであるXtended Services Interface (Xsi) はWeb 2.0に対応したリッチインターフェースで、BroadWorksのサービスをデスクトップクライアントおよびインターネットベースのアプリケーションと統合します。XSPはまた、デバイス管理インターフェース (DMI) のホストとしても機能するため、電話、ソフトクライアント、ゲートウェイに最新構成ファイルおよび関連するソフトウェアベースをダウンロードすることができます。

プロファイルサーバー

BroadWorksのプロファイルサーバー (PS) は、構成ファイル、アクセス端末ファームウェア、クライアントソフトウェア、処理・告知・ローカライズファイルなどを保管する中央リポジトリです。従来は複数のアプリケーションサーバーやメディアサーバーで常にファイル同期を行う必要がありましたが、これなら全リソースファイルをプロファイルサーバー内にまとめて格納するため、ファイル管理を驚くほど簡単に実行できます。

通話詳細サーバー

通話詳細サーバー (CDS) は、アプリケーションサーバーから送られる通話記録を管理します。アプリケーションサーバーには基本的な通話ログ機能が搭載されていますが、CDSでは通話ログ1件ごとの詳細を記録した大規模ログデータをユーザー毎に作成することができます。CDSを設置することで、プロバイダは大量の通話データを整理して収集し、それらの記録をリアルタイムに別システムへと配信できます。XSPとの併用により、通話ログをXsi経由でエンドユーザーアプリケーションに送信することも可能です。

メッセージングサーバー (UMS)

UMSはインスタントメッセージング、リアルタイムプレゼンス、位置情報、標準XMPPサーバーとの連携などの機能をサポートしています。またUMSはフロースループロビジョニング機能を用いて、アプリケーションサーバーから受信した加入者のプロビジョニングデータを一部保管します。構成済ドメイン上でインスタントメッセージのアーカイブを行うことも可能です。

シェアリングサーバー (USS)

USSではBusiness Communicator 上での1対1、および複数人でのデスクトップ共有機能を利用できます。USSインターフェースはUMSを搭載しており、「マイルーム」のオーナーの資格情報を認証したのちにその他の参加者へのデスクトップ共有を開始します。

ビデオサーバー (UVS)

UVSは標準ベースのオープンなMCUサーバーで、アプリケーションサーバー上のビデオコラボレーションサービスと連携してBusiness Communicatorクライアントの「マイルーム」オーディオ&ビデオコラボレーション機能を有効化します。UVSはHDビデオコラボレーション(最大720p HD)およびHDオーディオコラボレーションに対応。標準ベースのビデオ電話、デスクトップビデオユニット、ビデオルームシステムとの相互運用が可能です。UVSを利用することで、運用時のコストを抑えつつ、自社ネットワーク上にリッチ・オーディオ/ビデオコラボレーション環境を設置できます。ただし、ゲストクライアントのサポートなど、最高レベルのユーザー機能はUC-One Business Communicatorのみでご利用いただけます。

地理的冗長性および高可用性

激化するサービス品質保証競争に打ち勝つため、今日のネットワークオペレーターはより信頼性の高いソリューションを提供すべく数々の策を打ち出しています。BroadWorksは最高レベルのキャリア可用性を提供するために設計されたシステムで、2000年に初運用されて以来、成熟したサービスデリバリプラットフォームとして業界で99.999%のビジネス信頼性を堅持してきました。また、BroadWorksは最高クラスの品質でネットワーク要素の完全な冗長性を実現するだけでなく、地理的冗長構成として運用することもできます。

容量およびスケーラビリティ

BroadWorksは、一回の運用で数千万人の加入者をサポートすることができます。一般の商用ハードウェアと標準OSプラットフォーム上で、現在の業界トレンドともいえる先進的なサービスの数々を利用できる点も魅力です。BroadWorksのシステムは水平スケール型で、ネットワーク要素の追加により容量が増加する仕組みです。

たとえば、加入者向けの容量を増やしたい場合は、アプリケーションサーバーをネットワークに追加します。メディアポートが複数必要ならば、メディアサーバーを追加します。位置情報サービスを用いてリクエストをシステム内の適切なネットワーク要素に送ることで、バックオフィスシステムでのネットワーク統合も簡単に実施できます。例として、ユーザープロファイルにアクセスする場合、プロビジョニングシステムはそのユーザーのホストとなる適切なアプリケーションサーバーへ自動転送されます。VoIPを開始したばかりの小規模キャリアのお客様、または業界で知られる大規模なティア1ネットワークオペレーターで、既存ネットワークに最新技術を搭載したいとお考えのお客様 - いずれの場合でも、BroadWorksは現在ないし将来的な容量ニーズに合わせたスケールアップが可能です。

ネットワーク管理

小規模ではじめたBroadWorksプラットフォームを数百ネットワーク要素までスケールアップさせた場合、各ネットワーク要素を個別に管理するためのコストが発生してしまいます。BroadWorksの中央ネットワーク管理は、要素管理システム (EMS) により行います。EMSはBroadWorks内の要素が大規模化した場合も含めて、運用ないし管理タスクをスムーズに実行するよう設計されています。BroadWorksのネットワーク要素全体の健康状態を一目で見ることができるのも魅力です。中央システムとしてソフトウェアパッチ、システム構成、トラブルシューティングを管理するほか、CLIやWebポータルからのリモートログインも簡単に行うことができます。またEMSの中央SNMPインターフェースを用いて標準ベースのネットワーク管理システムと統合し、システム全体の不具合、警告、パフォーマンス指標の一覧を見ることもできます。

拡張性

今日のコミュニケーションサービス市場では、より高い価値の提供とソリューションの差別化が成功の鍵となります。BroadWorksは音声&ビデオコミュニケーションのさまざまな拡張機能を搭載していますが、現在のエンドユーザーのニーズは「これらのサービスが ”どこからでも” 簡単にアクセス・管理できること」へと進化してきました。

セルフサービスポータルや数々のデスクトップクライアントアプリケーションに加えて、BroadWorksではオープンかつプログラムが可能な最高レベルのリッチインターフェース「Xtended Services Interface (Xsi)」をご用意しています。Xsiを利用することで、オペレーター、ISV、さらにエンドユーザー側において、BroadWorksのサービスに関連する独自のニッチアプリケーションの構築が可能となります。

Xsiはシンプルなコマンドを用いたRESTful HTTPベースのインターフェースで、サービス構成、クリックダイヤル、その他Web上での基本的な通話制御機能をサポートしています。今日、多くのソフトウェアディベロッパーがBroadWorksプラットフォームに基づく革新的なアプリケーションやWebマッシュアップの構築を行っていますが、オペレーターはBroadSoftのXtended(拡張)プログラムを活用してそのディベロッパーコミュニティにアクセスすることもできます。