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今注目を集める「ミレニアル世代」とは? 存在感を増すデジタルネイティブたち

今、ビジネスからカルチャー、政治の世界にいたるまで、幅広い分野で注目を集めているキーワードがあります。それが、「ミレニアル世代」です。この世代は、あるときはマーケティングのターゲットとして、またあるときは社会学者の興味の対象として着目され、欧米では度々メディアにも取り上げられてきました。

そんなミレニアル世代の特徴や、彼らが社会に与える影響について、当ブログではこれから3回に分けてシリーズで掘り下げてみたいと思います。

ミレニアル世代とは?
そもそも、ミレニアル世代とはどの世代のことを指すのでしょうか? 実は、「ミレニアル世代」という言葉に、厳密な定義はありません。ですが多くの場合、1980年代から1990年代中盤頃までに生まれた、現在20歳から35歳くらいの人たちがミレニアル世代だとされます。

彼らミレニアル世代に特徴的な傾向として、インターネットのソーシャルメディアなどを積極的に使いこなすといった点や、比較的異文化の受け入れに抵抗が少なく、多様性の存在を肯定的に捉えるといった点が挙げられます。

ミレニアル世代は、幼いときからデジタルデバイスが溢れ、インターネットが普及し、グローバル化が急激に進んだ世界で生きてきました。また彼らが育った時代は、テロの脅威が増大し、貧富の格差が拡大した時代でもあります。

こうした環境や時代背景は、ミレニアル世代の行動や考え方のスタイルに大きく影響しています。

なぜミレニアル世代が注目されているのか
ではなぜ今、このミレニアル世代が注目を浴び、多くの業界で重要視されているのでしょうか? その理由のひとつは、彼らの思想や価値観、振る舞い方が、それまでの他の世代とは大きく異なるからです。

ほんの小さな頃からインターネットに慣れ親しんできたミレニアル世代は、ごく自然にスマートフォンやソーシャルメディアを操り、国境を超えたグローバルな交流を当たり前で身近なことだと受け止めている、いわゆる“デジタルネイティブ”です。このことは、ミレニアル世代の行動スタイルに特に強い影響を及ぼしており、彼らを非常に特徴的でユニークな世代にしています。

そしてアメリカでは、ミレニアル世代が重要だとされるもうひとつの大きな理由があります。それは、彼らがアメリカにおいて最大の人口を持つ世代であるからです。今やミレニアル世代の人口は、第二次世界大戦後から1960年代半ばにかけて生まれたベビーブーマー世代の人口を超え、労働力人口においても全体の約3分の1を占めるまでになりました。こうした中、ミレニアル世代の存在感は社会で日に日に増しているのです。

少子高齢化が進行した日本では、団塊の世代や団塊ジュニア世代がミレニアル世代を大きく超える人口を擁していますから、この点は日米でかなり事情が異なりますね。ただ、ミレニアル世代がいずれ社会の中心的な役割を担う存在となっていくことに変わりはありませんから、日本においても、ミレニアル世代のことを知り、彼らと向き合っていくことの重要性は同じです。

来週お届けする記事では、ミレニアル世代の思想や行動の特徴をより詳細に分析していきたいと思います!