IoT(モノのインターネット)の現状とこれから

今テクノロジー業界で流行しているトレンドのひとつが、「IoT(モノのインターネット)」です。一部では「スマートフォンの次に来る一大ムーブメント」との捉え方もされており、今後ますます注目を浴びることが予想されています。

すでにアメリカなどでは多くの人の生活の中に浸透してきており、ここ日本でも徐々に身近な存在になりつつあるIoT。今日は、IoTを取り巻く現状や、これからの展望についてご紹介します。

そもそもIoTとは?
IoT(モノのインターネット)とはその名の通り、家電製品などあらゆるモノがインターネットに接続される世界のことを指す言葉です。IoTデバイスはソフトウェアやセンサー、ワイヤレス機能を内蔵しており、情報を収集して機器間で転送しあったり、集めたデータを活用してパーソナライズされたユーザーエクスペリエンスを提供したりすることができます。

スマートフォンの機能や性能の進化スピードは徐々に落ちてきており、さらに日本や米国ではスマートフォンがある程度普及しきっています。そうした中、IoTが秘める可能性やビジネスチャンスは非常に大きいといえるでしょう。

家庭にも広がりつつあるIoT
日本ではまだ馴染みが薄いIoTですが、アメリカでは今急速に利用が広がりつつあります。その要因のひとつが、Amaonが発売した音声アシスタントデバイス、「Amazon Echo」の大ヒットです。

Amazon Echoやその対抗機種「Google Home」は、AIや音声認識技術により、家電製品の操作やインターネット検索、スケジュール管理などを行うことができます。EchoはKindleをも凌ぐAmazonデバイス史上最大のヒット商品となっており、音声認識デバイスのデファクトスタンダードとなりつつあります。日本ではまだどこか未来の話のように感じられるIoTですが、アメリカではもう一般家庭への普及が始まっているのです。

企業が取るべきアクションとは
IoTがテクノロジー分野の次の大きな流れになることは明白です。IT関連企業は特に、遅かれ早かれIoTへの対応を迫られることになるでしょう。それでは、IoT黎明期とも言える今、企業が取るべきアクションとは何なのでしょうか?

何よりも重要なのは、「静観しない」ということです。たしかにIoTが本格的なイノベーションを起こすのにはまだ少し時間がかかるでしょう。しかしだからと言ってIoTのムーブメントをただ静観しているだけでは、いずれ時代の波に取り残されてしまう結果になってしまいかねません。

もうひとつ大切なのは、長期的な目線でIoTに取り組むことです。今の段階で短期的な利益追求に走ってしまえば、より大きな可能性を逃してしまいかねません。迅速かつ地道な取り組みを続けることが、将来的な成功の鍵となるでしょう。

ゆっくりと着実にイノベーションを起こしつつあるIoT。今後の動きから目が離せません。