企業がデータを「有効活用」するために必要なステップ

良いデータを上手に活用することは、企業のパフォーマンスに大きな好影響をもたらします。もしあなたの会社で何か問題が起きているのであれば、それを改善するにはデータが必要ですし、もしあなたの会社で何かが上手く行っているのであれば、それを持続し、加速させるために、やはりデータが必要です。

企業活動においてデータが重要であることは、ほとんどの人が認めています。しかし、実際にデータを効果的に活用できている企業は、それほど多くはありません。そこで今日は、企業がデータを有効活用していくために必要な、基本のステップをご紹介します。

データのクオリティを改善する
当然ながら、データを有効活用するためには、まずそのデータ自体が完全で、信頼できるものである必要があります。データがしっかりしていてこそ、様々な分析や改善が実行できるのです。

たとえば統計を取るのが途中で止まっていたり、あるいは日付など重要な項目が集計されていなかったりするのであれば、まずはそうした不足を補い、データを信頼に足るものにすることから始めましょう。

関連するデータをリンクさせて、分析する
異なる部署で蓄積されているデータは、しばしばオーバーラップするものです。複数の部署に分断されている統計を組み合わせれば、素晴らしいシナジーが生まれることもあります。関連しそうなデータは、部署の垣根を越えて互いに共有し、リンクさせるべきです。

そしてリンクさせたデータは、もちろん分析を加えなければ意味がありません。ただ、統計学的な分析は、非常に高度な技術や知識が要求される分野でもあります。データを分析するにあたっては、専門家に頼ることも検討したほうが良いかもしれません。

すべての変化とその結果を記録する
データをきちんと有効活用したいのであれば、あらゆることを記録しておくことが必須です。中途半端に曖昧なデータを取り続けても、あまり効果はないのです。何か変化や変更などがあれば、それがどのような内容で、いつ実行され、最終的にどのような結果となったのか、逐一記録を取っておきましょう。

日頃から細かなデータを適切な形で記録していれば、失敗も成功も、その次へと活かすことができます。逆に言えば、データがきちんと取られていないと、どこか「感覚的」なビジネスになってしまい、大きな成功を掴み損ねる結果になってしまいかねません。

これからはますます、いかに「データを活かすことができるか」が重要な時代になっていくでしょう。今回の内容も参考に、ぜひあなたも、仕事におけるデータ活用について見直してみてくださいね。